P&Gの年収は820万円?役職別・年齢別に解説
P&Gの平均年収は820万円前後(2025年時点)
ハイクラス転職サイトの登録者データによると、P&Gの平均年収は820万円(平均年齢31歳)とされています(talentsquare.co.jp)。別の調査では平均年収834万円、平均残業時間39.7時間という数値も示されており、同業他社と比べて年収水準が高い一方、労働時間も長い傾向があります。
P&Gは年俸制を採用しており、基本給に残業代が加算される仕組みです。賞与(ボーナス)は支給されず、評価が昇給・昇格に反映されるため、同じ年齢でも年収に差が出やすい点が特徴です。
年齢別の年収推移(順調に昇進した場合の目安)
新卒で入社し、その後も順調に昇進した場合の年齢別年収(ボーナス・残業代を含む)は以下のレンジが参考になります。ただし昇進スピードや評価、残業時間によって大きく変動します。
- 25歳:500〜600万円
- 30歳:800〜900万円
- 35歳:1,000〜1,200万円
- 40歳:1,300〜1,500万円
- 45歳以上:1,500万円以上(評価次第で大きなアップサイド)
役職(バンド)別の年収レンジ
P&Gでは「バンド」と呼ばれる等級に基づいて基本給が決まります。新卒はバンド1(B1)から始まり、実力主義で昇進します。セールス職とマーケティング職では役職名が異なりますが、年収レンジはおおむね以下の通りです。
- B1(アカウントマネージャー/ブランドマネージャー):500〜750万円(1〜5年目)
- B2(ユニットマネージャー/ブランドディレクター):750〜1,000万円(5〜8年目)
- B3(セールスダイレクター/シニアブランドディレクター):1,000〜1,500万円(8年目以降)
- B4(ブランドダイレクター/ブランドバイスプレジデント):1,500万円〜(実力次第)
- B5以上:実力次第でさらに上昇
P&Gの年収体系と評価制度
P&Gの年収は「基本給(年俸制)+残業代」で構成されます。2021年までみなし残業制を採用していましたが、現在は廃止され、残業した分だけ残業代が支給されます。賞与がない分、自分のバンドが年収に大きく影響します。
評価は5段階で行われ、年度初に設定した目標の達成度をもとに年度末の上司面談で確定します。成果主義の色合いが強く、昇進には英語力も求められます。各バンドごとに年収レンジが設定されているため、昇格できないと年収の伸びが頭打ちになる側面もあります。
他社との年収比較
同じ外資系消費財メーカーと比較すると、P&Gの年収水準は高い傾向にあります。ただし職種や役職、個人の評価によって差が大きいため、あくまで参考値としてください。
- P&G:平均年収834万円/平均残業時間39.7時間
- ユニリーバ:平均年収775万円/平均残業時間31.2時間
- ネスレ:平均年収742万円/平均残業時間22.2時間
- ロレアル:平均年収550万円/平均残業時間19.6時間
工場職・契約社員の年収は総合職より低め
P&Gの工場職は、総合職と比較して昇進スピードが遅く、管理職になれる人数も限定的なため、年収水準は下がる傾向があります。年収のボリュームゾーンは400〜800万円程度と推定され、初年度は残業代を含めて400万円程度になるケースもあるようです。
また、P&Gが公表した男女の賃金に関する実績では、雇用区分や職種によって平均年間賃金差があることが示されています。美容部員や工場職などの専門職における男女比率の差、管理職の女性比率、育児休業取得期間の違いなどが要因として挙げられています(assets.ctfassets.net)。
日本の平均年収と比べると
厚生労働省の令和7年(2025年)賃金構造基本統計調査によると、一般労働者(男女計)の所定内給与は月額340.6千円で、年収換算では約490万円が一つの目安です。男性は月額373.4千円(年収約540万円)、女性は月額285.9千円(年収約410万円)となっています(mhlw.go.jp)。
産業別では電気・ガス・熱供給・水道業が月額444.0千円(年収約640万円)で最も高く、学術研究・専門・技術サービス業が440.3千円(年収約635万円)で続きます。P&Gの平均年収820〜834万円は、国内の平均や高水準産業と比較しても高い部類に入ります。
この記事のポイント
- P&Gの平均年収は820万円前後(平均年齢31歳)、別調査では834万円。
- 年俸制で賞与なし、基本給+残業代。みなし残業は廃止。
- 年齢別では25歳500〜600万円、30歳800〜900万円、40歳1,300〜1,500万円が目安。
- バンド(B1〜B5)ごとに年収レンジが設定され、昇格が年収アップの鍵。
- 工場職や契約社員は400〜800万円程度と総合職より低め。
- 全国平均(一般労働者)は年収約490万円で、P&Gは高水準。
- 評価や残業時間で年収は変動するため、数値はあくまで参考情報。