商船三井の年収は約1,660万円?平均年収・手取り・職種別を解説
商船三井の平均年収はいくら?最新データ
商船三井(証券コード9104)の平均年収は、有価証券報告書ベース(提出会社=単体)で2026年3月期が1,659万円、前年比+15.5%でした。株式会社商船三井として提出している有報の数値であり、1,433人の単体従業員を対象とした平均です。
日本経済新聞の会社情報でも平均年収は16,599,254円、初任給は355,600円(日経会社情報調査)とされています。初任給は月額ベースの金額で、年収に占める賞与の比重が大きいのが海運大手の特徴です。
- 平均年収(単体・2026年3月期):約1,659万円
- 初任給:355,600円
- 従業員数:単体1,433人/連結11,567人
- 平均年齢:38.4歳/平均勤続年数:12.9年
- 全国平均(一般労働者・2025年)は約490万円なので、水準はかなり高い
年次推移で見る商船三井の年収
有報ベースの平均年収は2016年3月期の1,000万円台から上昇を続け、2022年3月期に1,072万円、2023年3月期に1,517万円、2024年3月期に1,675万円まで伸びました。2025年3月期は1,436万円と一時的に下がり、2026年3月期は1,659万円へ戻しています。
海運市況(コンテナ・ドライバルク・LNGなど)によって業績と賞与が大きく振れるため、平均年収は年ごとに数百万円単位で動く点に注意が必要です。単体従業員数も1,000人前後から1,433人へと増えており、母集団の変化も数値に影響しています。
- 2016年3月期:1,000万円
- 2020年3月期:1,002万円
- 2022年3月期:1,072万円
- 2024年3月期:1,675万円
- 2025年3月期:1,436万円
- 2026年3月期:1,659万円
同業他社との年収比較
海運大手のなかでは商船三井がもっとも高い水準にあり、日本郵船が15,545,044円、川崎汽船が14,504,365円(いずれも2026年3月期・有報等ベース)と続きます。内航・近海系の会社とは数百万円の差がついています。
業界内では高水準ですが、商社・金融・コンサルなど他業種のトップ企業と比べると同程度かやや下という位置づけです。
- 商船三井:約1,660万円(2026年3月期)
- 日本郵船:約1,555万円
- 川崎汽船:約1,450万円
- 飯野海運:約1,285万円/NSユナイテッド海運:約1,197万円
- 東京汽船:約1,066万円/共栄タンカー:約956万円
職種別・口コミベースの年収
転職・就職クチコミサイトのOpenMoneyでは、商船三井の回答者154人の平均年収は1,169万円、中央値は1,450万円、年収範囲は400万〜2,200万円と集計されています。回答者の平均年齢は31.2歳と若く、有報の単体平均(38.4歳)より低いため、平均額も低めに出ています。
職種別では企画・マーケティングが1,397万円、コーポレートが1,248万円、営業が1,213万円、事務が1,018万円という集計です。海上職・陸上職や部署によって実態は異なり、あくまで自己申告ベースの参考値として見る必要があります。
- 企画・マーケティング:約1,397万円(レンジ800万〜2,000万円)
- コーポレート:約1,248万円(レンジ834万〜1,638万円)
- 営業:約1,213万円(レンジ500万〜2,200万円)
- 事務:約1,018万円(レンジ400万〜1,500万円)
- OpenMoney全体平均:1,169万円/中央値1,450万円
手取りの目安
単体平均の約1,659万円(額面)を受け取った場合、所得税・住民税・社会保険料を差し引いた手取りは、おおむね1,000万〜1,150万円程度になるというのが一般的な目安です。実際の手取りは扶養家族の有無、各種控除、居住地(住民税)によって変わります。
クチコミ平均の約1,169万円(額面)であれば、手取りはおおむね800万〜880万円程度が目安になります。いずれも概算であり、支給される賞与や地域手当などによって前後します。
- 額面1,659万円 → 手取りの目安は約1,000万〜1,150万円
- 額面1,169万円 → 手取りの目安は約800万〜880万円
- 賞与の割合が大きく、年によって手取り額も変動しやすい
- 独身・扶養なしの場合は控除額がやや少なくなる傾向
単体と連結でなぜこんなに違うのか
有報の平均年収1,659万円は「提出会社(単体)」の1,433人を対象とした数字です。商船三井グループ全体では連結従業員が11,567人にのぎ、海外拠点や子会社を含む連結ベースの平均年間報酬は約747万円(2025年度・無期雇用者ベース)と開示されています。
つまり、単体の約1,659万円はあくまで国内本社・主要子会社を含む一部の従業員の平均であり、グループ全体の平均水準とは大きく異なります。「商船三井に入れば誰でも1,600万円」という意味ではない点は押さえておきましょう。
- 単体平均年収:約1,659万円(1,433人が対象)
- 連結ベースの平均年間報酬:約747万円(無期雇用者・2025年度)
- 連結従業員数は11,567人で、海外・グループ会社を多く含む
- 職種・雇用形態・勤務地で実際の年収レンジは大きく異なる
この記事のポイント
- 商船三井の平均年収は有報(単体)ベースで約1,659万円、前年比+15.5%
- 初任給は355,600円で、年収の大半は賞与・手当が占める
- 2016年以降は1,000万円台から1,600万円台まで上昇、市況で変動が大きい
- 連結ベースの平均年間報酬は約747万円で、単体との差が非常に大きい
- 同業では日本郵船(約1,555万円)、川崎汽船(約1,450万円)を上回る
- クチコミ平均は1,169万円・中央値1,450万円、年収レンジは400万〜2,200万円
- 手取りは額面1,659万円で約1,000万〜1,150万円程度が目安(概算)