初任給はいつもらえる?支給時期と初任給から見る年収の目安

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初任給はいつもらえる?結論は「入社月の翌月の給与支給日」が多い

初任給がいつ支給されるかは、勤務先の給与締め日と支払日に依存します。一般的なのは「月末締め・翌月25日払い」などの運用で、この場合は4月1日入社なら最初の給与は5月25日になります。つまり入社してから初めての給与を受け取るまで、約1か月半ほどかかることが多いです。

一方で、当月の給与を当月に支払う「当月払い」の企業では、4月入社の給与が4月末に支給されることもあります。締め日・支払日は企業ごとに異なるため、内定者説明会や入社時の書類、就業規則で確認するのが確実です。

  • 4月入社・月末締め翌月25日払い → 初回給与は5月25日が目安
  • 4月入社・当月払い → 4月末に支給される企業もある
  • 初回は入社日から締め日までの日割り計算になり、満額より少なくなることが多い

なぜ「翌月支給」が多いのか

給与計算には、1か月分の勤怠(出勤日数・残業時間など)を締めてから金額を確定する作業が必要です。そのため、締め日を過ぎた後に支払う「翌月払い」の運用が広く使われています。

また初回の給与は、入社日から最初の締め日までの期間分しか発生しません。例えば4月1日入社で月末締めの場合でも、日割りや研修期間中の扱いによって変動することがあります。支給額が想定より少なく見えるのは、この日割りが主な理由です。

2025年度の初任給はどのくらい?大卒約23.9万円・高卒約19.8万円

産労総合研究所の「2025年度 決定初任給調査」によると、2025年4月入社者の決定初任給は、大学卒(一律)で23万9,280円(対前年度比5.00%増)、高校卒(一律)で19万8,173円(同5.37%増)となりました。いずれも前年を大きく上回り、1992年度以来の高水準とされています(jinjibu.jp、e-sanro.net)。

同調査では、初任給を「引き上げた」企業は72.0%に達し、引き上げ理由は「人材を確保するため」が71.1%で最多でした。企業規模別では、大学卒は1,000人以上が25万9,285円、300~999人が23万9,624円、299人以下が23万1,657円となっており、規模が大きいほど水準が高い傾向があります。

  • 大学卒(一律)の初任給:約23万9,000円(月額)
  • 高校卒(一律)の初任給:約19万8,000円(月額)
  • 企業規模1,000人以上の大学卒:約25万9,000円
  • 企業規模299人以下の大学卒:約23万2,000円

初任給から年収を考えるとどのくらい?

初任給はあくまで月額の基本給等であり、年収は「月給×12か月+賞与+各種手当」で考える必要があります。大卒初任給23万9,280円を単純に12倍すると約287万円です。ここに賞与が加わりますが、同調査では新入社員に何らかの夏季賞与を支給する企業は81.8%で、平均支給額は大学卒が10万107円、高校卒が7万9,983円でした。

ただし賞与は企業業績や配属先で大きく変動し、初年度は入社時期や研修期間の影響で満額にならないこともあります。初年度の年収は、おおむね300万円前後から400万円弱のレンジを目安に捉えておくとよいでしょう。断定的な金額は企業ごとに異なるため、あくまで参考値として扱ってください。

参考として、厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査では、一般労働者(男女計)の所定内給与は月340.6千円で、年収換算では約490万円程度のレンジが一つの目安になります(mhlw.go.jp)。初任給はこの水準より低く、勤続年数や役職が上がるにつれて増えていくのが一般的です。

  • 大卒初任給23.9万円×12か月=約287万円(賞与別)
  • 夏季賞与の平均は大学卒で約10万円、高校卒で約8万円
  • 初年度の年収はおおむね300万円台〜400万円弱が一つの目安
  • 一般労働者(男女計)の所定内給与は月34.06万円・年収換算約490万円レンジ

初任給の手取りはどのくらいになる?

月収23万9,280円の場合、健康保険料・厚生年金保険料・雇用保険料などの社会保険料と所得税が差し引かれ、手取りはおおむね18万円台から19万円台になることが多いです。おおよそ額面の8割前後が手取りの目安と考えておくとよいでしょう。

なお住民税は入社2年目から課税されるのが一般的で、初年度より2年目のほうが手取りが減って見えることがあります。社会保険料や税額は居住地・扶養状況などで変わるため、正確な金額は勤務先の給与明細で確認してください。

初任給と支給時期を確認するときの注意点

初任給の支給日は法律で一律に決まっているわけではなく、企業の給与規程によって異なります。また初回は日割りになることが多く、額面どおりの金額が満額で支給されるとは限りません。賞与や残業代も企業・配属先・時期によって変動するため、年収を保証するものではない点に注意が必要です。

  • 支給日・締め日は企業ごとに異なるため、就業規則や入社書類で必ず確認する
  • 初回給与は日割り計算で満額より少なくなることがある
  • 賞与・残業代・各種手当は企業や配属先で大きく変動する
  • 提示された初任給は年収を保証するものではない

この記事のポイント

  • 初任給は「入社月の翌月の給与支給日」に支払われるケースが多い
  • 初回は入社日から締め日までの日割りになり、満額より少ないことがある
  • 2025年度の決定初任給は大学卒約23万9,280円、高校卒約19万8,173円
  • 初任給を12倍した約287万円に賞与が加わり、初年度年収は300万円台〜400万円弱が目安
  • 手取りは額面の8割前後が目安。支給日や条件は勤務先で必ず確認する

参考情報

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