インターンシップの給料はいくら?有給・無給別の時給と年収目安

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インターンシップの給料は「有給」と「無給」で大きく違う

インターンシップの給料は法律で一律に決まっているわけではなく、期間・形態・業務内容によって変わります。日本の公的統計である賃金構造基本統計調査には「インターンシップの給料」という区分がなく、全国平均のような公式数値は公表されていません。そのため本記事では、一般的に知られている相場感と、比較用の公的統計を組み合わせて整理します。

まず押さえるべきは、短期のインターンは無給(交通費・昼食代のみ)が中心で、1か月以上続く長期インターンは時給制の有給が一般的という傾向です。同じ「インターン」でも設計がまったく異なります。

  • 短期インターン(1日〜2週間):無給が中心。交通費・昼食代支給、日当1,000〜3,000円程度のケースもある
  • 長期インターン(1か月以上・アルバイト型):時給制の有給が一般的
  • 有給でも「雇用契約」「業務委託」「研修扱い」など名称・扱いはさまざま
  • インターン生の約7割は無給という民間調査もあり、有給は少数派という見方もある

有給インターンの時給・月収の目安

民間の求人情報や利用者アンケートを見る限り、事務・営業サポート系の長期インターンは時給1,000〜1,500円、エンジニア・データ分析・コンサル系は時給1,500〜2,500円程度が一つの目安として語られることが多くなっています。

学生は学業と両立して働くため、週10〜20時間(月40〜80時間)程度の勤務が中心です。月収にするとおおむね8〜20万円、専門性が高く稼働時間も長い場合は月20〜30万円程度になることもあります。

  • 時給1,000円×月80時間 → 月8万円前後
  • 時給1,500円×月80時間 → 月12万円前後
  • 時給2,000〜2,500円×月80〜120時間 → 月16〜30万円前後
  • 参考:厚労省調査の短時間労働者の平均時給は1,518円(2025年・男女計)

年収換算するといくらになる?

インターンは数か月で終了することが多く、学生が学業と両立して働く前提のため、「年収」として見ることは一般的ではありません。ただし月収×12で機械的に年収換算すると、次のような金額感になります。1年間同じ条件で働き続ける人は少数である点は前提としてください。

本採用後の年収と比べると差は大きく、厚生労働省の2025年調査では一般労働者(男女計)の所定内給与は月34.06万円で、単純計算の年収は約490万円です。mhlw.go.jp

  • 月8万円 → 年96万円(約100万円)
  • 月12万円 → 年144万円(約145万円)
  • 月20万円 → 年240万円
  • 月30万円 → 年360万円(高単価・長時間の限定的なケース)

無給インターンでも交通費・謝金は出る?

無給の場合でも、交通費・昼食代・日当(謝金)が支給されることがあります。1日あたり1,000〜3,000円程度、数日間のプログラムで数千円〜1万円程度という例が多く見られます。遠方からの参加で交通費・宿泊費が支給されるケースもあります。

なお、無給であっても実質的に労働と評価される業務に従事させた場合は、労働基準法上の賃金支払いが問題になることがあります。条件は応募前に必ず確認しましょう。

  • 交通費:実費支給が基本(全額〜上限あり)
  • 日当・謝金:1日1,000〜3,000円程度が多い
  • 昼食代:1食500〜1,000円程度の支給も
  • 「無給だが実質労働」の場合は法的な論点になり得る

給料をもらいながら参加できるインターンの見分け方

有給インターンを探すときは、募集要項の書き方と業務内容の具体性をチェックするのが近道です。時給や報酬の明記があり、業務内容が具体的であるほど、実際に給与が支払われる可能性が高い傾向があります。

  • 募集要項に「時給」「報酬」「有給」の明記があるか
  • 業務内容が具体的(資料作成、コーディング、営業同行など)
  • 週何日・何時間勤務かを確認し、学業と両立できるか
  • 雇用契約か業務委託か(税金・社会保険の扱いが変わる)
  • 3か月以上の長期プログラムの方が有給になりやすい

比較用:本採用後の年収目安

参考として、厚生労働省の2025年調査を見ると、一般労働者の所定内給与は男女計で月34.06万円、学歴別では高校卒29.72万円、大学卒39.63万円です。産業別では電気・ガス・熱供給・水道業44.4万円、学術研究・専門・技術サービス業44.03万円が高い水準にあります。mhlw.go.jp

また、新規学卒者の初任給相当(所定内給与)は大学卒で月26.23万円、大学院卒で月29.90万円となっています。mhlw.go.jp これらは所定内給与を基にした参考値であり、賞与や残業代を含む実際の年収は企業規模・地域・職種で変わります。

  • 大学卒の年収換算目安:約570万円
  • 高校卒の年収換算目安:約420万円
  • 情報通信業:約585万円
  • 製造業:約475万円
  • インターンの年収換算(96万〜360万円)と比べると、本採用後は大きく上がる

この記事のポイント

インターンシップの給料は公的な平均値がなく、有給か無給かで金額が大きく異なります。時給・契約形態・勤務時間の条件は、応募前に募集要項で必ず確認しましょう。

  • インターンの給料に公式な平均値はなく、有給・無給で大きく異なる
  • 長期・有給インターンの時給はおおむね1,000〜2,500円が目安
  • 月収では8〜30万円、年収換算では約96万〜360万円がレンジ
  • 無給でも交通費・日当(1日1,000〜3,000円程度)が出ることはある
  • 本採用後の年収は一般労働者で約490万円が一つの参考値

参考情報

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